「両親のためにお墓について調べているものの、分からないことが多い」
このページをご覧の方の中には、そんな状況の方も少なくないと思います。
しかし、墓石に関して詳しい知識をお持ちの方はなかなか少ないですよね。
まず、墓石の素材を選ぶ際に重要となる要素の一つに吸水率があります。
そこで今回は、札幌市や石狩市にお住いの方へ向けて、墓石の選び方と吸水率についてご紹介します。
□吸水率と墓石の選び方について
墓石の吸水率とは、石材の表面から内部へどれだけの水分が浸透しやすいのかを数値として表したものです。
墓に使う石材の種類によって吸水率は大きく変わります。
吸水率は見た目だけでなく、経年劣化の度合いにも大きな影響を与えます。
では実際に、どのような影響を与えるのでしょうか。
以下では具体的な例を3つご紹介します。
1つ目は、変色しやすいことです。
吸水率が高いと石の中に水分を吸い込むため、色ムラになったりします。
また、水アカが発生する可能性が高くなります。
2つ目は、サビが発生しやすいことです。
墓石によっては鉄成分を含むものがあります。
そういった墓石は、内部にたまった水分のせいで、石の中に含まれる鉄成分が酸素と結びついてサビが発生します。
サビの除去を行うこともできますが、かなり強力な薬剤を使用することになり石の表面を痛める危険性も高いため、気になられる方は最初から吸水率の低い石材を使うなどの対策をした方がいいかも知れません。
3つ目は、石のツヤが落ちやすいことです。
水を吸いやすい石は、石自体のツヤも落ちやすいため、吸水率の高い石と低い石では10年後20年後はお墓の外観にも差が出ます。
吸水率が墓石に大きな影響を与えていることがお分かりいただけましたでしょうか。
□墓石を選ぶポイントとは
続いて、良い墓石を選ぶポイントを3つ紹介します。
1つ目は、実際に石のサンプルを手に取ってみることです。
墓石の種類は数多くあり、おすすめを聞いても、自分の求めているものと違う場合があります。
そのため、ショールームや見学会などを通じて、実際に手に取って確認すると良いでしょう。
2つ目は、良心的な石材店を選ぶことです。
どれだけいい素材の石を使ったとしても、施工がダメだといいお墓になりません。
良心的な石材店を選ぶためには、インターネットの情報だけを頼りにするのではなく、実際に話を聞いてみることが大切です。
疑問点を直接聞くことによって、その店がどんなお店なのか次第に分かってくると思います。
そして一番大切なのは、そこの石材店で実際に施工したお墓を見せてもらう事です。
特に建ててから年数が経過したお墓を見ることによって、そこのお店の仕事ぶりがよくわかります。
また、自分の求めるお墓とはどんなお墓なのか、具体的なイメージを膨らませることもできます。
□まとめ
今回は、石狩市にお住いの方へ向けて、墓石の選び方と吸水率について紹介しました。
石材の吸水率は墓に大きな影響を与えることをお分かりいただけたでしょうか。
お墓のことでお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
コメントをお書きください