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札幌・石狩でお墓をお探しの方に 自然散骨・樹木葬・手元供養…多様化する供養のスタイル

近年、ライフスタイルや供養に対する考えの変化から、従来とは異なる形の供養を選択する人が増えています。

 

これからお墓を探す方は、石のお墓の以外の選択肢も視野に入れてみませんか?

この記事では散骨、樹木葬、手元供養といった、注目の供養の形ついて紹介します。

 

この記事はこんな方におすすめ!

●札幌・石狩エリアでお墓を探している方

●石のお墓以外の供養について知りたい方

●自然派の供養に興味がある方

●供養の費用や、負担を抑えたい方

 

多様化する供養のスタイル

石狩はまなす墓苑の樹木葬「ラベンダー」
石狩はまなす墓苑の樹木葬「ラベンダー」

従来、遺骨の供養といえば「石のお墓」がメインでしたが、その常識も徐々に変わりつつあります。

 

「お墓ではなく、自然に還してほしい」

「遺族にお墓参りやお墓の管理の負担をかけたくない」

「お墓を建てる費用や維持費用の負担を減らしたい」

といった事情から、近年別の供養の形を選ぶ方も少なくありません。

 

今回は、多様化するさまざまな供養のスタイルの中でも、今特に注目を集める

・散骨

・樹木葬

・手元供養

という3つの供養について詳しく説明します。

 

散骨とは

海や山に遺骨を撒く「散骨」とは

「散骨」とは、細かく砕いた遺骨を山や海に撒く埋葬方法のことです。

山に遺骨を撒くことは「森林散骨」、海に遺骨を撒くことは「海洋散骨」とも呼ばれています。

 

遺骨を海や山などの自然に還したい、という自然派の方から選ばれる傾向にあります。

 

散骨は合法?

散骨を希望する場合、どこにでも遺骨を撒いてよいという訳ではありません。

 

日本には「死体等遺棄罪」や「墓地・埋葬等に関する法律」といった法律があり、遺骨を遺棄すると、三年以下の懲役刑となることが定められています。
また、墓地として定められた場所以外にはお骨を埋葬できないとされています。

 

しかしながら、法務省も「葬送を目的として、節度を持って散骨するのであれば、遺棄罪にはならない」という見解を述べているため、原則散骨を行なった場合も法律で罰せられることはありません。

ただし、条例で散骨に関する規制をしている自治体もあるので、散骨を希望する場合は注意深く準備を進めるようにしましょう。

 

また、散骨に対しては抵抗感を覚える人も少なくないため、トラブルを避けるためにも散骨サービスを提供している業者に相談することをおすすめします。

 

散骨のメリット・デメリット

後々後悔をしないように、自然散骨のメリット、デメリットを把握した上で行うかどうかを決めるようにしましょう。

 

【散骨のメリット】

・自然派の人にとって魅力的

山や海に還るというコンセプトが、自然派のライフスタイルを好む人の嗜好にマッチするため、散骨に魅力を感じる人も多いようです。

 

・石のお墓よりリーズナブルに行える

散骨は石のお墓の必要がないため、費用を抑えて供養を行うことか可能です。

 

・お墓の管理の手間がかからない

石のお墓のように、残された人が後々まで管理する必要がないため、遺族に負担をかけたくないという理由で選ぶ人も少なくありません。

 

【自然散骨のデメリット】

・遺族が故人に手を合わせる場所(墓標)がなくなってしまう

故人が生前に「海に撒いてくれ」と言った場合、「子どもや孫に負担を掛けたくない」という思いで言っている場合がありますが、残された人たちにとっては、やはりどこかで手を合わせたくなったりするもの。

長い目で見て後悔がないように、しっかりと検討するようにしましょう。

 

・散骨が可能な場所には制限がある

どこにでも散骨できるわけではないため、故人にとって縁もゆかりもない場所に散骨されてしまう可能性があります。

 

・法に触れる場合がある

海水浴場や公園などでみだりに散骨を行うと、条例によって罰せられる可能性があります。

 

自然散骨にかかる費用

自然散骨にかかる費用は、海上散骨代行大手「ブルーオーシャンセレモニー」に委託した場合の費用を紹介します。

 

【海上散骨の費用】

・代行委託散骨プラン・・50,000円(税別)

・合同乗船散骨プラン(乗船2名)・・・150,000(税別)※土日祝日:17万円

・チャーター散骨プラン(乗船定員24名)・・・¥270,000〜(税別)※土日祝日:32万円〜

 

自身で自然散骨を行う場合は、そのまま遺骨を撒くのではなく、遺骨を細かく砕く「粉骨」を行うようにしましょう。すべての遺骨を粉骨する場合の相場はおよそ30,000円ほどです。

 

樹木葬とは

樹木を墓標とする「樹木葬」とは?

樹木葬とは、永代供養墓の一種で、墓石の代わりに樹木を墓標とするお墓のことです。

樹木墓地や、樹林墓地とも呼ばれています。

 

樹木葬は散骨とともに比較・検討されることが多いですが、法的に位置付けが明確ではない散骨とは違って、正式なお墓として扱われています。

※正規な許可を取っている場合

 

終活関連サービスを提供する株式会社 鎌倉新書が2021年にユーザーに向けて実施した「お墓の消費者全国実態調査」の「購入したお墓」の調査結果でも樹木葬は一位にランクインしました。

 

出典:【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向
出典:【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向

 

 

調査でも分かる通り、今後樹木葬を選ぶ人はさらに増加していくことが予測されます。

 

樹木葬には「里山型」と「公園型」がある

樹木葬は大きく分けると「里山型」と「公園型」の2つのタイプに分類されています。

 

 

里山型は、広い里山の中に墓地として定められた区域に、埋葬し樹木を植える自然に還るイメージの埋葬方式です。

 

公園型は近年数を増やしている、霊園や墓地の決められた区画に埋められた樹木の周囲に埋葬する方法です。

 また、霊園の中にある公園型の樹木葬施設でも、シンボルツリータイプや花壇のようなタイプなど様々な種類があります。

 

このように、一言で『樹木葬』と言っても様々なタイプがあるため、樹木葬を考えている方は実際に現地を見学して、自分のイメージにあった施設はどこなのかじっくり検討するようにしましょう。

 

 

樹木葬のメリット・デメリット

非常に人気が高い樹木葬にもデメリットがあります。しっかりメリット共におさえておきましょう。

 

【樹木葬のメリット】

・お墓の継承や管理の心配が不要

樹木葬は基本的に永代供養墓なので、管理を墓地や霊園の管理者に委託することが可能です。また、管理料を含めて一括納入するため、ランニングコストの心配も不要です。

 

 ・石のお墓に比べ費用が安い

樹木葬は個別にプレートなどを設置する場合もありますが、石のお墓と比較すると費用を大幅に抑えることが可能です。

 

・自然派志向の方のニーズに合っている

散骨と同様「自然に還る」というコンセプトに共感する人からよく選ばれる供養の方法です。

 

【樹木葬のデメリット】

・遺骨を取り出せないケースがある

合葬形式の樹木葬の場合、一度埋葬すると他の方と同じお墓に入ることになるため遺骨が取り出せなくなる可能性があります。

 

 ・家族から理解を得られない可能性がある

樹木葬も比較的近年登場した供養の方法なので、家族から反対されるケースがしばしば見受けられます。

 

樹木葬にかかる費用

樹木葬の平均購入価格は 71.7 万円。

(株式会社 鎌倉新書が2021年にユーザーに向けて実施した「お墓の消費者全国実態調査」の「購入したお墓」の調査結果より)

石狩・札幌エリアで樹木葬を利用する婆は全国平均よりはやや安めの設定となるようです。

また、区画の広さやプレートの設置の有無などで価格が変わってくるので、現地で見学して仕様を確認しておくことをおすすめします。

 

手元供養とは

手元供養の方法

手元供養には、すべての遺骨を自宅保管する「全骨安置」と、遺骨の一部を手元に残し残りを納骨や散骨をする「分骨安置」の2種類があります。

 

「分骨安置」の場合はおしゃれなミニ骨壷に入れたり、「ソウルジュエリー」と呼ばれるアクセサリーに加工して身に付けるというやり方が主流となっています。

 

また、ご遺骨中に含まれる炭素を取り出し、人工的に高温高圧にかけることで合成ダイヤモンドに加工するサービスも注目を集めています。

 

 

自宅や身近な場所で遺骨を保管する手元供養とは?

手元供養のための遺骨ジュエリーやミニ骨壷の例
手元供養のための遺骨ジュエリーやミニ骨壷の例

手元供養とは、自宅や身近な場所に遺骨の全部または一部を保管する、比較的新しい供養の方法です。

遺骨をすべて納骨してしまうのが寂しい、少しだけでも遺骨を手元供養で残しておきたいという望みを叶える供養の形と言えます。

 

手元供養は、お墓や納骨堂に納骨する代わりに全骨をご自宅などで保管するケースもありますが、最近増えているのは若くして連れ合いやお子様を亡くされた方など、故人に対して強い愛着を感じている方が、お骨の一部分を手元に置いてご供養してあげたいというケースです。

 

手元供養のメリット・デメリット

比較的新しい供養の方法である手元供養のメリットとデメリットはこちらです。

 

【手元供養のメリット】

・故人を身近に感じることができる

自宅や、自身の手元で供養するため、個人を身近に感じることができることができる供養方法です。

 

・いつでも故人に手を合わせることができる

手元に遺骨を置くことで、お墓に行かなくとも故人に手を合わせることが可能です。

 

・コンパクトなものが多く、保管場所に困らない。

高齢者施設等で生活する場合でも、手元供養であれば持っていくことが可能。

 

【手元供養のデメリット】

・遺族や家族の理解を得られないケースがある

遺族や家族の中に、遺骨を手元に置くことに対し抵抗を感じる人がいる場合、反対される可能性があります。

 

・自分が管理できなくなった場合を考えておく必要がある

自分が管理できなくなった時、誰がどのように管理を行うかでトラブルになることがあります。そのため、例えば「自分の死後は、一緒に〇〇に納骨して欲しい」などと、最後はどうするのかまである程度想定しておくことが重要です。

 

・紛失や盗難、火災などによる消失のリスクがある

基本的に遺骨はお墓に納骨すれば盗難や消失の可能性は低いですが、自宅に置くことで盗難、火災などによる消失のリスクがあることも考慮するようにしましょう。

 

手元供養にかかる費用

【全骨安置にかかる費用】

遺骨をすべて手元で保管する「全骨安置」の場合、かかるのは骨壷の費用のみです。

骨壷を自身で選んだ場合、数千円ほどから購入できますが、芸術作品のような高級骨壷を希望する場合、数十万ほどかかるものもあります。

 

【分骨安置/ミニ骨壷にかかる費用】 

一部の遺骨を手元で供養で使用する「分骨安置」で「ミニ骨壷」に供養する場合、1万円ほどから購入が可能です。

デザインや素材にこだわった場合は100万円以上するものもあります。

 

 【分骨安置/遺骨ジュエリーにかかる費用】 

遺骨ジュエリー(遺骨が入るアクセサリー)の作成を希望する場合、ネックレス・ブレスレット、指輪などは2万円~5万円程度から見つかります。

ただしプラチナやダイヤモンドのような高価な素材を使用する場合、10万円〜100万円以上かかるものあります。

 

 

【分骨安置/遺骨をダイヤモンドに加工するサービスにかかる費用】

 

近年注目を集めている遺骨をダイヤモンドに加工するサービスは、ダイヤモンドのカラーやカラット数によって異なります。

0.1カラットであれば40万円程度、1カラットの場合200万円ほどで加工ができるようです。

まとめ

これからは、供養のスタイルにもこだわる時代です。

個人や、ご自身の希望を叶えられるような、ぴったりの供養方法を探してみてくださいね。